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災害時の避難所での感染症対策をできる範囲で行いましょう。災害は突然にやって来ますが、工夫次第でできることはあります。感染症の拡大を防ぐために、以下の7つのポイントに気を付けましょう。

1. 体調チェックの重要性

避難所に入る前に、体温測定や症状の確認を行いましょう。発熱やせきなどの症状がある場合は、他の人とは別の部屋で隔離するなどの対策が必要です。この一歩が、大きな感染拡大を防ぐ鍵となります。

2. 床付近の感染リスク

避難所内でも新型コロナウイルスやインフルエンザ等の感染リスクが高まる恐れがあります。特に、体育館のような硬い床ではウイルスが長く生き続けるため、床に直接寝る「雑魚寝」の環境は避け、段ボールでベッドを作るなどの工夫をしましょう。

3. 飛沫感染の防止策

せきやくしゃみによる飛沫感染を防ぐため、段ボールで間仕切りを設けることが有効です。また、床からの感染を防ぐために、段ボールベッドの使用もお勧めします。

4. 換気と距離の確保

避難所内の換気を常に意識し、可能な限り他の避難者との距離を確保しましょう。新鮮な空気の流れは、感染リスクを低減します。

5. 手洗いと咳エチケット

水が確保されている避難所であれば、手洗いは感染症予防の基本です。また、咳やくしゃみをする際は、マスクやハンカチ、ティッシュで口と鼻を覆いましょう。

6. 個人の健康管理

体温計や消毒液などがあれば、随時チェックや消毒を行いましょう。体調に変化があったらすぐに避難所の運営者に知らせてください。

7. 情報の共有と心のケア

避難所での感染症情報は適時共有しましょう。また、ストレスや不安を感じた際は、避難所のスタッフや心のケアを提供する専門家に相談することも大切です。

災害時の避難所生活は不安なものですが、少しでも対策を行うことで感染防止に繋がります。「それどころではない!」状況を脱したら、感染対策も行っていきましょう。

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